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MacやiPhoneで使える日記アプリ「Day One」のWeb版がいよいよ公開(ベータ版)

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「Day One on the Web」トップページ(スクリーンショット)
「Day One on the Web」トップページ(スクリーンショット)

多くのユーザが望んでいたであろう機能が、いよいよ実装されました。

概要

iPhoneやMacなどで利用できる日記アプリ「Day One」について、2023年2月23日ごろ、ついにWeb版(ベータ版)が登場しました。なお、ベータ版のため、現在は有料プランに入っていない方でも利用可能です(後述)。

こちらのWeb版はまだベータ版であり、バグや動作不良が頻発する可能性があります。突発的なデータ消失など起こる可能性もありますので、ご利用の際は十分ご注意ください。

ご利用は以下のページからどうぞ(「Day One」のアカウントが必要です)。

公式による紹介

公式による「Day One Web」の紹介は以下からどうぞ。

機能

エントリを閲覧することはもちろん、エントリを新規に追加したり、既存のエントリを編集することもできるようになっています。

また、どんなジャーナルも選べるようになっていますし、読み込みたいジャーナルを選択するまではジャーナル内のエントリが読み込まれないようになっています(オリジナル版と違い、いきなり全てのエントリを読み込もうとすることはありません)。

Web版ということで、OSやブラウザも選びません。たとえWindowsでもLinuxでも、ブラウザが対応さえしていれば、それだけでバリバリ動かせるようになっています。

見栄えについては、やはり、オリジナル版とは少し異なっております。それでも違和感のないデザインに仕上がっているとは思いますけれども。なお、ダークモードにも対応しています。

利用料金

上述の通り、現在は無料ユーザでも利用することができるようです。ただし、以下によれば、いずれ有料ユーザ限定の機能となるようです。

補足

参考までに、「Day One」有料プランの料金は、現在月額450円、年額3,900円となっています。

使ってみた感想

エントリの閲覧だけでなく、追加や編集についても、オリジナル版とほぼ同じように動かせるのは強みですね。特に、Windowsでも「Day One」のエントリにじっくり向き合えるのは大きいと思います。

ただ、機能を相当に盛り込んでいることもあってか、動作がややもっさりするところが少々気がかりです。Windowsの場合、性能の低いCPUに4GBほどのRAMしか積まれていないパソコンだと、常用は厳しいと思います。一方、Macの場合は、このような低スペックのパソコンは販売されなくなりましたので、あまり問題とは言えないかもしれません。

ショートカットキーの多くが使えないのは残念ですが、クロスプラットフォームという状況下でもあり、致し方ないというところでしょう。そのうち対応してくださることを祈るばかりです。

全体としては荒削りな印象ですが、まだまだベータ版ですし、今後の成長や改善には大いに期待できそうです。引き続き目を離さないようにしたいところですね。

参考

何年か前、ほんの一時期ではありますが、「Day One Web」なる機能が公開されていたことがあります。各エントリをWeb上で閲覧することができるだけだったのですが、いつの間にやら公開停止となってしまっていたのです。そのときのことを知っている方々であれば、今回のベータ版公開については喜びもひとしおといったところでしょう。

現在、閲覧だけでなく新規作成や編集もできるようになったこともあり、上記ページのオリジナルは削除されています。

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