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【WordPress備忘録】テーマ「XWRITE」がざっくり分かる!? Q&A集【随時更新予定】

このページには広告が含まれています。

この記事で記載されている事項はXWRITEおよびエックスサーバーの公式見解とは異なります。あらかじめご容赦くださいませ。

この記事について

この記事は、WordPressのテーマ「XWRITE」について資料の少なさを補完するため、テーマがリリースされたときからの利用者である私(Y.INABA)の視点から、Q&A形式でできるだけ説明してみようと試みたものです。

記事が出た時点ではまだまだQ&Aの数が少ないですが、徐々に充実させていきたいと思います。温かい目で見守っていただけますと幸いです。

なお、テーマの概観については以下の記事もご覧ください。

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WordPressテーマ「XWRITE」

はじめてでも簡単にブログが書ける」をコンセプトに制作されたWordPressテーマとなっております。上記エックスサーバーが開発を手がけているテーマでもあります。
当ブログでは、テーマが公開された当初からずっと使用しております。そのため、このテーマの素晴らしさについては誰よりも理解しているつもりです。
WordPressを初めて使う方にこそ是非とも扱ってほしいテーマの1つです。特にPCとモバイルの表示分けは特筆すべきです。
当ブログではレビュー記事Q&Aも公開しています。是非ともご覧ください!

料金・ライセンスについて

料金はどのようになっているでしょうか。

公式サイトの料金案内ページによれば、現状は以下のとおりとなっております。

  • 9,900円 / 年
  • 990円 / 月
  • 19,800円 / 買い切り

なお、「エックスサーバー」「シンレンタルサーバー」の会員ページ経由ですと、買い切り価格が15,840円とお安くなっております。

無料で試用したいのですが、可能でしょうか?

2025年2月8日時点では、無料で試用できる期間は設けられておりません。

そのため、まずは1ヶ月程度試しにご購入いただき、その後年額プランに切り替えるか買い切り価格にてご購入いただくことをオススメします。

ライセンスはどのようになっているでしょうか。

100%GPLとなっております。そのため、料金をお支払いいただいている限りにおいては、どれだけインストールいただいても問題ありません。

ただし、公式サイトの料金案内ページにおいて、「第三者に対して、XWRITEライセンス(サイト登録キー)の貸与・譲渡はできません」と明記されています。

たとえば、顧客のサイトを作成するにあたりXWRITEをご利用いただく場合、制作者ではなく顧客がテーマをご購入いただく必要があります。

ライセンスの認証はどのように行えば良いのでしょうか。

ご購入いただいた方法により異なります。

  1. エックスサーバー」「シンレンタルサーバー」の会員ページからご購入いただいた場合
    1. 購入時点でテーマがインストールできるので、あらかじめインストールしておく。
    2. ユーザー専用サイトにおいてユーザー登録を行う。
    3. 外部サービス連携の手順に沿って外部サービス連携を行い、発行されたライセンス情報を紐付ける。
    4. 運用するブログのURLを登録し、テーマのアクティベート用キー(サイト登録キー)を発行する。
    5. WordPressの管理者ページからサイト登録キーを登録する。
  2. XWRITE公式サイトからご購入いただく場合
    • ユーザー専用サイトにおいてユーザー登録を行う。
    • 所定の手順に沿ってプランを選び、お支払いいただく
    • テーマがダウンロードできるようになるので、、WordPressにインストールする。
    • 運用するブログのURLを登録し、テーマのアクティベート用キー(サイト登録キー)を発行する。
    • WordPressの管理者ページからサイト登録キーを登録する。

詳しくは以下のページをご覧ください。

以前認証が完了しているところから、心当たりがないのにもかかわらず、突然「ライセンス認証が完了していません」と表示されるようになりました。

WordPress側やサーバー側のトラブル等で、ライセンスのチェックがうまくいかないことがあります。そのため、ライセンスキーの入力画面で同じものを再度入力し、「保存する」を押下してください。もし障害等が発生していない場合は問題なく認証されるはずです。

それでなおも認証が完了しなければ、いったんサーバーやWordPressの設定をご確認ください。解決できそうになければユーザー専用サイトでご相談いただくのも良いと思います。

テーマの仕様について

テーマ「XWRITE」の強み(メリット)は何ですか?

上述の記事で述べたことではありますが、主に以下の点が挙げられます。

  1. 開発元が、WordPress運用に定評のある株式会社エックスサーバーである点。長年の運用のノウハウがテーマ開発に活かされることが期待できる上、個人や小規模の会社によるテーマよりも、持続性・安定性は保証されています。
  2. アップデートが定期的に実施されている点。1週間に1度程度とかなりのハイペースで実施されており、新規機能の導入や不備の修正など、積極的に行われています。
  3. 導入の敷居が低い点。基本的に設定に困ることはなく、細かい部分まで設定しなくとも運用開始できるので、とりあえずWordPressを触ってみたい方には特にピッタリだと思います。
テーマ「XWRITE」の弱み(デメリット)は何ですか?

こちらも、上述の記事で述べたことではありますが、主に以下の点が挙げられます。

  1. 先行の著名テーマ(「SWELL」や「Cocoon」など)と比べると、まだまだ機能的には少ないと言わざるを得ません。細かい部分まで自分好みなブログを使いたいならば、そちらを利用するか、有償カスタマイズを依頼する方が賢明です。
  2. 利用者がまだまだ少ない分、参考になりそうな資料も少ないです。そもそもSWELLやCocoonでだいたいは事が済んでしまう上、資料の数も圧倒的に多いので、そちらで良いや、って考える方も少なくないものと思われます。(これら2種類以外にも優秀な先行テーマは本当に多く、それ故の弊害でもあるのですが
自動アップデートに対応しているでしょうか?

対応しています。ただし、ライセンス状態が正常に登録され、有効になっていることが条件となっております。また、ライセンスの有効期限が切れている状態ですとアップデートを行うことができません。

XWRITEは定期的なアップデートが実施されております。セキュリティ面でも機能面でも、行っていただかないことには欠陥や不具合が生じる可能性があります。

WordPress.com(orgではなく)では対応していますか?

以下のページに「動作の保証外」とはっきり明記があります。

「エックスサーバー」公式のテーマだそうですが、「エックスサーバー」以外では使えないのでしょうか?

上述のとおり、そもそもライセンスが100%GPLのため、エックスサーバー以外でもお使いいただけます。こちらも以下のページにその旨記載ございます。

子テーマはありますか?

2025年1月22日より子テーマの配布が開始されております。なお、子テーマの採用については上級者向けとして、技術的なサポートは対象外となっているということだそうです。

なお、上記公式の子テーマに収録されているのは「functions.php」「screenshot.png」「style.css」の3点だけです。また、必要最小限度の記述にとどまっています。

「テーマ本体に触れずにfunctions.phpの追記・編集がしたい」「新たにテンプレートファイルを作成したい」などの理由がない限りは、使わなくても全く問題ありません。

テーマ移行ツールはありますか?

現状はXWRITEへ移行できるツールの用意は公式にはございません。そのため、もし他のテーマからの移行をお考えの方は、自力で移行作業を行う必要がございます。

対応しているWordPressのバージョンは何ですか?

実のところ明記されてはおりませんが、少なくともブロックエディターが初めて搭載された5.0以上であることが最低条件です。

ただ、WordPressの最新版に適合するようにテーマ自体のアップデートも事前に実施されております。セキュリティ的にも機能的にも、古いままだとよろしくないので、積極的なアップデートを心がけたいところです。

対応しているPHPのバージョンは何ですか?

こちらも要件が公表されていないので、一利用者である私がお答えすることはありません。ただ、WordPressが公表している対応バージョンに合ったPHPを適用するようにしておけば間違いはありません。(エラーコードが出るようならユーザー専用サイトで報告しましょう)

なお、WordPress バージョン 6.3より、PHP 7.4以上を使用することが絶対条件となっております。

機能について

テーマにおいてバグと思しき動作や不都合の見られる箇所を見つけました。

ユーザー専用サイトにて報告いただいた方が良いかと思います。ただし、事前に以下の点をご確認ください。

  1. インストールされているテーマは最新版ですか?
  2. どういったときに、どういった動作が生じましたか?
  3. バグが発現する前に、何か変わったことは行いましたか?(プラグインをインストールした、functions.phpを書き換えた、PHPのバージョンを変更した、など)
  4. プラグインをすべて無効化するとどうなりますか?
  5. 最終的に(本来は)どうなるのが理想ですか?

当たり前とは思いますが、5W1Hを意識して、読む人の立場を考えた文章を心がけましょう。また、可能であれば、環境情報の内容を貼り付けていただくこともおすすめします。

ちなみに私自身も不具合報告を行っており、バグ修正にいくらかでも貢献しております(つもりです)。

こういった機能が欲しいので提案したいです。

こちらもユーザー専用サイトにてご提案いただいた方が良いかと思います。その際、以下の点に気をつけてください。

  1. 欲しいと思っている機能は既に実装されている場合があります。(WordPress公式機能により実装、もしくはテーマのアップデートで対応可能、など)
  2. 欲しいと思っている機能は既に他の方がご提案いただいている場合があります。似たような提案がないか、事前にユーザー専用サイトで検索いただくことをオススメします。また、実装を検討しているブロックや機能に記載がないかどうかもご確認ください。
  3. 欲しいと思っている機能はプラグインで実現可能な場合があります。ただ、右も左も分からないうちはどのようなプラグインを入れて良いかも分からないと思うので、質問いただいた方が早く解決するかもしれません。
  4. 場合によっては、他の方にご依頼いただくか、ご自分でカスタマイズいただいた方が早く済むかもしれません。ランサーズやココナラなどでWordPressの有償カスタマイズを依頼するのも一つの考えであるかと思います。

ちなみに私自身も積極的に機能提案を行っています。割と親切にご検討いただいているようで、実現した機能もいくらかありますよ。

デザインについて

レスポンシブに対応していますか?

このテーマはレスポンシブ対応です。PCからでもモバイルからでも快適にご覧いただけます。

デザインスキンの数が少なく、自由度が少ないように思います。

登場当初からスキンは3つしかなく、一向に増える兆しがないのは、確かに選択肢が少なく感じますよね。(無料テーマ「Cocoon」のスキンの多さのことを考えますと、余計にそう感じます)

ただ、カスタマイズをしやすくするため、およびシンプルさを維持するためにこそ、あえて少なく抑えているという戦略なのかもしれません。利用者側からすると、多数のデザインの中から切り替えられる方が良いんですけれどもね。

私自身も時間とお金さえあれば、デザインスキンを制作する時間を確保する気にもなれるんですけどね……。誰か支援いただけませんかね?

外観のカスタマイズが物足りない気がします。

こちらも、上記の機能提案同様、ユーザー専用サイトにてご提案いただいた方が良いかと思います。ただし、事前に以下の点をご確認ください。

  1. インストールされているテーマは最新版ですか?
  2. 公式マニュアルをよく読みましたか?(実装されている機能で実現できることも実は少なくありません)
  3. どういった見栄えにする(もしくは設定できるようにする)ことを望んでいますか?
  4. 追加CSS」を書き加えることで対応可能ですか?
  5. 設定項目を増やす(変更する)ことで恩恵を受けるのは自分以外にもいそうですか?

なお、デザインを提案する際、PowerPointなどであらかじめデザイン案を作成し、スクショするなどして添付すると、より分かりやすくなるかと思います。

プラグインについて

おすすめのプラグインはありますか?

最低限度ではありますが、以下の記事にまとめています。よろしければご覧くださいませ。

「××」というプラグインを使おうと思っているのですが、どう思いますか?

プラグインの検証は私の方ではしておりません。また、プラグインを導入する環境によって効果の程度は大きく変わる場合もありますので、一概に入れて良いかどうかを私の方で判断することはできません。

ただ、以下のようなプラグインはインストールしない方が賢明です。

  1. 長い間アップデートされておらず、最新版のWordPressにも適合しないプラグイン(目安として、1年以上更新されていない場合は、そろそろ乗り換えまたは完全廃止を検討すべきです)。
  2. XWRITEの機能で代替可能なプラグイン。
  3. XWRITEで使えない機能に関するプラグイン(クラシックエディタに関するものなど)。
  4. セキュリティに問題がある旨レポートのあったプラグイン。

編集画面(エディタ)について

「クラシックエディタ」で編集することは可能ですか?

テーマ「XWRITE」は「ブロックエディタ」(Gutenberg)専用となっているため、「クラシックエディタ」での編集はできないものとご認識いただいた方が良いです。

アイコン(絵文字)ツールの数・種類が足りません(反映されていない気がします)。

アイコン(絵文字)を書き出すのにはFontAwesomeというツールを使っております。そのため、原因は以下の3つが考えられます。

  1. ただ単に候補に入っていないだけ。その場合、FontAwesomeの指定コードを入力すれば表示される。
  2. 使いたい絵文字が有料版(Pro以上のプラン)でしか扱えないため。その場合、指定のライセンスを購入して手続きを行う必要がある(ここでは深く触れません)。
  3. XWRITEに付属しているFontAwesomeのバージョンが古いため、収録されていない。この場合、FontAwesomeを自力でアップデートするか、もしくはアップデートいただくように要望を出す必要がある。

なお、XWRITEはあらかじめ付属してあるFontAwesomeを読み出す仕様になっているため、外部サーバーから読み込み動作を行うものではないことには注意してください。念のため。

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