こちらの記事では、WordPressのプラグインの1つ「WP ULike」について、機能や感想などを簡単にまとめています。なお、上記スクリーンショットはWordPress公式プラグインページ(下記)からのものです。
プラグインについて
上記の機能を実装するために使用したのが「WP ULike」プラグインでございます。
もともと海外製のプラグインであり、翻訳の度合いもいまいちです。ただ、以下の通り、日本のブロガーの方々からそれなりに情報が出そろっており、設定項目もさほど複雑というわけではありませんので、そこそこ使いやすいかと思っています。
複雑な設定を求めていたり、もともとテーマに付属していたり、というのでない限り、このプラグインがあれば「いいね」ボタンを設置する分には問題ないでしょう。もっとも、有料ライセンスを買うともっと複雑な設定ができるようですが、価値があるかどうかはちょっと微妙なところです。1
感想
評価点: (4.0 / 5.0)
設定項目はさほど多くなく使いやすいです。ただし、英語への抵抗がある方には少々使いづらいかもしれません。
デフォルトのデザインはいくつかありますが、どれも無難なものであり、どんなブログにも合うものになっています。
記事や固定ページだけでなく、コメント欄やBuddyPress、bbPressにも対応しています。
設定次第では複数回の「いいね」を付けることができますし、1回のみにとどめることもできます。
「いいね」を付けたことは管理ページのダッシュボードに通知が来ます。また、どの記事について、どれだけの数の「いいね」が付けられたか、時期も含めて統計を取ってくれます。
統計結果をウィジェット形式で出力することができます(一般の記事や固定ページに出力することはできません)。比較的細かい指定を行うことができます。
翻訳されている部分があまり多くなく、翻訳部分も質も良いとは言えないため、英語に抵抗のある方はちょっと使いづらいかもしれません。
設置場所が細かく指定できず、テーマによっては微妙な位置に置かれてしまいます。そのため、諦めなければならない方もいることでしょう。
適当に設定してしまうと一瞬のうちに無限で「いいね」を付けることができてしまいます。そのため、きちんと制限を入れられるように設定しておかないといけません。
シンプルさを優先しているが故に、デザインを凝ったものに変更することはできません。原則としてデフォルトの中から選ぶしかなく、派手なデザインに作り替えるにはそれなりに手を入れる必要があると思います。
肝心の統計ウィジェットの見栄えがしょぼいです(苦笑)。外部CSSできちんと設定してやる必要があるかと思います。
脚注
- プラグイン作者への金銭的支援という側面はありますし、そこを否定するつもりはありません。 ↩︎