拡張機能の紹介
簡単に言ってしまえば、文字コードを手動で設定できる拡張機能です。以前はブラウザ等でも設定できておりましたが、数年前から取っ払われてしまっております。上記Chrome版の他、Edge版1も用意されています。
この拡張機能が必要になることはほとんどなくなってしまいましたが、全くのゼロではありません。標準のエンコード機能が消え去ってしまっている今だからこそ、こういった拡張機能が必要になってきます。非常にありがたい話です。
操作も直感的で分かりやすく、Shift-JISやEUC-JPなど、日本語環境で必要なエンコードが揃っています。これがあれば、WebArchiveなどで古いページを見るのに苦労することもないことでしょう。
拡張機能ページ記載の紹介文
拡張機能ページ記載の紹介文から
Webサイトのデフォルトのエンコーディングを変更する
Due to the low frequency of use, Google Chrome removed the ability to manually set the webpage encoding after version 55.2 However, on some websites that are configured incorrectly, the new browser cannot accurately determine the encoding used, which causes the website to display garbled characters.3
Charset – Chrome ウェブストア
余談
過去の紹介事例(ほんの一部)
以下の通り、様々な企業サイトでも本プラグインが紹介されているので、そこそこ知名度があるプラグインなのかもしれません。
- 文字化け時の対応 | よくある質問|阪急交通社
- 【拡張機能】Chromeで文字コードを変更する方法【文字化け対策】 | 株式会社レクタス
- 【2023年】ウェブ制作に役立つオススメのChrome拡張機能15選 | モチヤ株式会社
【参考】FirefoxやMac Safariの場合
以下の通り、FirefoxやMac Safariにおいては、今でも手動での設定が可能です。
- 「テキストエンコーディング」が Firefox のメニューパネルから移動しました | Firefox ヘルプ
- Macの文字化け解決策まとめ(Safari、テキスト、CSV、Zipファイル)|ZAICOブログ【クラウド在庫管理ソフト(システム) zaico 】
脚注
- Charset – Microsoft Edge Addons ↩︎
- 【レビュー】Chromeで廃止されたエンコーディング選択メニューを“復活”させる拡張機能「テキストエンコーディング」 – 窓の杜 ↩︎
- (私訳)Google Chromeにおいて、Version 55 よりWebページのエンコードの手動設定機能が撤廃されています(使用頻度の低下に伴うものです)。しかし、適切に設定されていないサイトは現存しており、そういったサイトではバージョンの新しいブラウザがエンコードを正確に特定することはできません。そういったことが原因で、不適切な設定のWebサイトでは、文字化けの状態で表示されてしまうのです。 ↩︎