このページでは、当ブログ「いちごいちえ」のあるべき姿、理想図について簡単に示すこととしたい。
はじめに
一個人エンタメブログ「いちごいちえ」へようこそ。どこからこのブログに行き着いたのか分からないにせよ、ご覧になってくださるとは随分光栄なことである。まだ記事やページの数は少ないが、ごゆっくり楽しんでくだされば幸い。
さて、本題に入る前に、このタイトルについて、少し考えてみることとしたい。
「一期一会(いちごいちえ)」のそもそもの意味
Weblioで「一期一会」という言葉を調べてみると、おおよそ以下のようなことが書かれているのが分かる。
- 〔茶会に臨む際には、その機会は一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ、の意〕 一生に一度だけ出る茶の湯の会。 〔千利休の弟子宗二の「山上宗二記」にある「一期に一度の会」とあることによる〕
- 一生に一度だけの機会。
すなわち、「一時一時の出会いをその場一度限りのものとして、丁寧に大切に扱わなければならない」という心がけを指すものと私は考える。
そういった出会いを丁寧に大切に扱うからこそ、新たな知見が得られる。すると、自ずと視野は広がり、自分にとって新しい世界の一歩を踏み出せるものである、とも言えるだろう。
これまでの人生をかなり雑に生きてきた私にとって、この言葉はこれからの人生において大きな指針となっているのだ。
「いちごいちえ」のもう一つの姿
ところで、当ブログのタイトルは、どうして四字熟語の漢字ではなく、ひらがなであるのだろうか。
それは、同じ読みで次のような漢字を当てることも可能だからだ。「一五一会」、これである。
つまり、「たった一つの限りある出会いを一五一回繰り返すことにより、人生の幅を広げ、より豊かな生き方を目指してゆく」という解釈も可能となってくる。私は、このような考え方をモットーに暮らしてゆく心持ちだ。
一見すると同じようにしか見えない「出会い」のなかにも、何かしらの違いが隠れているかもしれない。大まかには合っていても、細かいところでは違うかもしれない。そういった微妙な差異を見逃さないくらいの鑑識眼を持つことによって、物事の本質を見抜くとともに、「違いそのものを楽しむ」くらいの余裕を持ちたい。今の私は、そう思っている。
以上を踏まえて、当サイトが目指すもの
「いちごいちえについて」というページの冒頭で、当ブログについて次の説明書きをしている。
このブログは、一個人「Y. INABA」の好きなもの、気になっているものをありったけ記録するためだけに作られました。
そもそもの運営動機は上の通りである。私は文章を書くというプロセスそのものが大好きで、色々なことに興味を持ってしまうというところから、こういうサイトが成り立っているのだと思っている。
しかし、ブログの記事という形で色々と公開している以上、独りよがりの楽しさになってしまわないようにしていかなければならないのは、言うまでもないことだ。閲覧してくださっている方々にも興味を持つようなブログ作りをする必要がある。
だからこそ、最低限、次のことをモットーとしていきたい。
「ご覧になっている方々にも、私の記事を通して、それぞれの『いちごいちえ』を体験していただく」
このような理想にはまだほど遠いけれども、一歩ずつ着実に近づいていければ、試みが少しながらも成功していっているのかな、と思う。
改めて、「いちごいちえ」の世界へ、ようこそ。当ブログ管理者の五感で掴んできた世界の一端を味わってくだされば幸いである。
最後に:閲覧に際して、当サイトからの5つの提案
ただ、だからと言って、気になっているものをつらつらと書き連ねてゆく様を見るだけでは、やはり面白くないだろう。何もかも「ふーん」でおしまいになってしまう。
私の方も、無味乾燥な散逸文章ばかりにならないように努力はするつもりだ。しかし、私とて一人の人間、できることにはどうしても限界がある。
そこで、以下に示す提案をしたい。
- 人生をより楽しく生きるためのヒントとして観察する。
- 一緒になって楽しめそうなところは楽しんでみる。
- 気に入らない、面白くないと思ったらスルーしてOK。
- 気軽に、気楽に楽しむ。そういう余裕がないときは見るのを止める。
- 批判したくなってもぐっと抑え込む。ミスの指摘は端的、簡潔に行うこと。
この提案は、言った張本人である私も最大限守るようにしたいと思っている。書きたいと思ったことは書くし、書きたくなければ書かない。このような心がけあってこその当サイトなのだから。
しかし、私だけが守って、閲覧者は全然守らないというわけにもいかないだろう。だからこそ、当サイトをご覧になるにあたっては、上の内容が示すところをよくよく理解した上でご覧になっていただきたい。
私自身、閲覧者の方々とは対等でありたいと考えている。その願いを実現するための、せめてもの要望であることをご理解くだされば幸甚である。