使用した経緯、感想など
ブログの運営が長くなるにつれて画像ファイルが多くなりましたが、整理にも一苦労することになりました。
WordPressのメディア整理機能は簡素すぎて整理しづらい仕組みになっているため、どうしても整理用プラグインを使う必要がありました。そこで、いくらかプラグインをあたってみたのですが、とりあえずこちらの使い心地が良さそうなので、ひとまず使ってみることに。
画像などのメディアファイルについてカテゴリーやタグの設定ができるばかりでなく、クイック編集も可能になり、検索機能も強化されるので、整理がやりやすくなりました。一方で、フォルダの設定については不可能なので、階層管理のしたい方には不向きかもしれません。また、日本語化されていないプラグインのため、英語が苦手な方も不向きと思われます。
記事の整理だけでなく、メディア面の管理についてもしっかりと行いたい方には、このようなプラグインを導入する方が良いかも知れません。
ちなみに、ギャラリー生成機能もあるようですが、こちらは私には出番なさそうかな、と思います
詳しい使い方、インストール方法については以下の記事でしっかり解説されていますので、今更私が説明するほどのものではありません。ただ、導入しやすく、だいたいは直感的に操作できます。
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プラグインについて簡単に説明してみる
概要
「Media Library Assistant(MLA)」は、WordPressのメディアライブラリを強化するプラグインで、大量のメディアファイルを管理しやすくする高機能なツールです。カスタムタクソノミー、ショートコード、メタデータ管理などの強力な機能を備えており、特にメディア管理を効率化したいユーザーに適しています。
プラグインの特徴
- カスタムタクソノミー対応
画像に独自のカテゴリ・タグを設定可能
- 高度なショートコード
ギャラリー表示のカスタマイズが可能
- メディア一括管理
カスタムフィールドやタクソノミーを一括編集
- EXIF/IPTCメタデータ活用
画像の詳細情報を自動取得し、整理可能
- 検索・フィルター強化
代替テキスト・タグ・メタデータ・カスタムフィールドで検索可能
- バルクリネーム機能
画像ファイルの命名規則を設定可能
- テンプレート機能
カスタムギャラリーをテンプレート化可能
「Media Library Assistant」使用上の注意点
- インターフェースがやや複雑
標準のWordPressメディアライブラリよりも多機能な分、設定項目が多く、初心者には難しいことがある。
- フォルダ管理機能はなし
「WP Media Folder」や「Real Media Library」のようなフォルダー管理機能はなく、タグやカテゴリでの整理がメイン。
- 一部のテーマ・プラグインと互換性の問題が出る場合あり
特にカスタムショートコードを使用するテーマや、メディア関連の別のプラグインと競合することがある。
- パフォーマンスに影響することがある
大量のメディアファイルを一括処理すると、サーバー負荷がかかる可能性があるため、バックアップを取ってから作業すると安心。
【メモ】競合プラグインについて
- Enhanced Media Library
- メディアライブラリのカテゴリ・タグ管理に特化
- MLA(Media Library Assistant)はさらにショートコードやEXIF/IPTC対応が可能
- WP Media Folder
- 画像をフォルダー単位で管理
- MLAはフォルダー機能はないが、分類の自由度が高い
- Real Media Library
- ドラッグ&ドロップでフォルダー管理
- MLAはフォルダー管理なし、タクソノミーで分類
- FooGallery
- 高機能なギャラリー表示
- MLAもギャラリー機能を持つが、専用ギャラリープラグインの方がデザイン性が高い
- reGenerate Thumbnails Advanced
- サムネイルの再生成
- MLAにはサムネイル再生成機能はなし