Appleが昨日付のリリースで発表したところによると、同社の分離型ワイヤレスイヤホン「AirPods」の高機能版である「AirPods Pro」が本日より発売される、とのこと。日本での販売価格は27,800円(税抜)。
上記リリースによれば、「AirPods Pro」は従来の「AirPods」よりも以下の点で優れているとされる。
- ノイズキャンセリング機能を搭載
- 外部の音を取り入れるように設定変更することも可能
- 3種類のイヤーパッドの中から好きなものを装着可能
- 音質は従来品と比べてはるかに向上
- ワイヤレス充電のできるケースが標準付属
従来品よりもかなり進化していると謳っていることもあってか、通販は既に約2、3週間待ちの状態で、全国各所の実店舗でも買い求めようとする客が押し寄せてくるものと予想される。
税込で30,000円を超える高級イヤホン、その出来栄えがいったいどのようなものであるか、私自身もかなり気になっている。SONYやBOSEをはじめとした各メーカーも、分離型ワイヤレスイヤホンの研究開発には力を入れてきているため、現在のAppleのイヤホン開発技術がどれほどのものかを知る機会にもなる。
「Engadget 日本版」による検証記事は以下の通り。
それにしても、最近のApple、高機能版にはやたらと「Pro」を付けたがるようで、安直という気はする。
2020/05/05追記
当記事を書いた当初は、まさかファームウェアで性能劣化が起こるとは思わなかったし、半年近く経過してもなお問題が未解決のままであるとは全然思いもしなかった。