【松屋】「店舗限定メニュー」の記録：「ごろチキチリソース定食」「油淋鶏風チキングリル定食」「うまトマバジルチキン定食」など（2025年10月分）

松屋がここ最近ちょくちょく出している「玉子焼き」と何かを組み合わせたメニュー、今回は鶏肉とチリソースになっておりました。とはいっても、全く辛くはありません。ほどよい甘さの味付けに仕上がっており、それでいてご飯とよく合うものになっておりました。やはり松屋の鶏肉メニューにハズレはないですね。

中華風味の「親子鍋」風料理、個人的にはアリだと思います。値段が少々お高いのが難点ですが、それだけの価値は十分にありそうですね（ここのところ1,000円を超えているメニューも出てきておりますし、それらと比べるとまだマシかと感じます）。

揚げるのではなく、焼くタイプの油淋鶏。要するに焼いた鶏肉に油淋鶏風ソースをかけた料理となります。それも、松のやの油淋鶏のソースなどとは違い、こちらのソースはグリルタイプの料理に合ったドロドロタイプのものにアレンジされております。そして、少々酸っぱい程度で、辛さなどは全く感じられません。

松屋では基本的に揚げ物メニューが出せない中（松のや併設店・マイカリー食堂併設店は除く）、なかなか思い切った調理を思いついたものだな、と思います。そして、こちらもまたご飯に良く合うのですから、良い意味で商品開発の素晴らしさを感じました。

刻みネギが苦手でなければ、是非とも色々な方に召し上がっていただきたいメニューです。是非とも全国展開を願いたいところです。

外観や料理の内容だけ見れば、これまでの松屋のメニューの中でも一、二を争うほどの「らしくない」メニューです。先月の「西条てっぱんナポリタンハンバーグ」しかり、最近は麺メニューの試作品と思われるものがちょくちょく販売されているのが気になります。とはいえ、川崎市の元住吉にイタリアン料理業態「麦のトリコ」がありまして、こちらの運営で得たノウハウを流用している感じになるでしょうか（あくまで推測です）。

内容についてですが、松屋定番「うまトマハンバーグ」のソースを小麦麺にかけるというのは、「ありそうでなかった」発想であり、なかなか挑戦的なメニューだと思いました。おまけに、鶏肉とセットにした上で、その鶏肉の上にバジルソースをかけているというものとなっております。これが美味しくないわけがありません。

全体として、これまでの「麺メニュー」試作品の中でも、個人的にはかなりよく出来ていると思いました。松屋らしさのある新感覚メニューとして、とても期待できます。すでに松のやの方で「うまトマロースかつ」など販売しておりますので、こちらも是非とも全国展開してほしいところです。そして、発案いただいたという松屋フーズの社員さんの方にも感謝申し上げます。

牛めしのアレンジメニューから、今度は背脂ダレを使ったものが誕生。最近全国展開された「ごろごろチャーシュー丼」といい、「背徳メシ」路線のメニューが松屋からちょくちょく登場しているのは見逃せないですね。

肝心の味わいについてですが、「安くなったごろごろチャーシューコンボ牛めし（生玉子抜き）」といった感じです。以前よりもより手軽に「背徳メシ」を味わえるという意味では、一定の成果・理解は得られそうだと思います。既存の他の牛めしアレンジメニューと比べてどうか、というところはありますが、入れ替え候補にはなるでしょう。

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麻婆豆腐とカレーをミックスさせたような丼料理。松屋では過去にも同じようなものが出ておりますが、今回はカレースタイルから切り替わっており、おまけに生玉子付きとなっております。

辛さはそこそこですが、麻婆豆腐らしさはそれほど感じられず、どちらかというとカレー風味が強いように思われます。純粋な麻婆丼とは似て異なるものなので、人によっては面食らうことになるかもしれません。一方で、生玉子がついているので、好みで味変することもできそうです。

全般的には、好みの分かれそうな丼と言えそうです。

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