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TOEIC L&R 900点超え経験者が「2025年度 大学入学共通テスト」の英語リーディング第1問を解説してみる

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はじめに

こんにちは。皆様は日々の英語学習、頑張っていらっしゃいますでしょうか。

私は以前から英語を勉強している身なのですが、日常的にはあまり活かせていない身でございます。

とはいっても、せっかく勉強しているのですから、どこかで知識をアウトプットしなければもったいないと感じています。せっかくTOEICのL&Rで900点超えを複数回取得したり、英検準1級を取得したとしても、ただの物好きで終わるわけにはいきません。

そこで、2025年1月25日に実施されました「2025年度 大学入学共通テスト」の英語リーディング試験につきまして、知識の整理も兼ねて少しずつ解説していけたら良いな、と考えています。

私が大学入試の問題に触れるのはかなり久々のことなので、きちんと説明できるかどうか若干不安ではありますが、最後までご覧いただけますと幸いです。

第1問の問題(原文)および解答について

大手予備校や全国紙などで問題も解答も公開されていますので、あらかじめそちらをご覧いただければと思います。

以下、既に問題文をご覧いただいている前提で話を進めます。

第1問の解説

  • 以下の設問の文章は、すべて私の方で和訳したものを記載いたします。冒頭の問題文の和訳は最後に記載いたします。
  • 問題文に出てくる単語の解説も最後の方に載せています。

問1の和訳(私訳)

設問文:このパンフレットから得られる利益(有益な情報)を受けるであろうお客さん方(=利益を受ける対象となるお客様)は [ 1 ] です。

  • ① 安い価格(の商品)を求めている水槽愛好家
  • ② 専門的な知識が必要としている、経験豊富な魚の愛好家
  • ③ 餌を与えるのに異なった方法を求めている魚好き
  • ④ 水槽について知らされる(知っておく)必要のある新規の人

問1の解説

問題文冒頭の「Beginners!」、さらにその続きとして「Start your wonderful hobby of keeping fish ~」とあるように、このパンフレットは明らかに入門者向けに用意されたものであると考えられます。

そう考えると、①も②も③も、程度に差はあれど手慣れている方であり、対象から外れていることがお分かりいただけるかと思います。

[ 1 ] に入るのは④です。

問1 語彙

benefit from ~

 「~から利益を受ける」
※本問ではbenefitは動詞として使われましたが、名詞としても頻出なので抑えておきましょう。

look for ~

「~を探す」

experienced [形]

「経験豊富な」
※見た目こそexperienceの過去分詞形ですが、すでに形容詞化されており、この意味でよく出ます。

specialized [形]

「専門的な、専門知識のある」
※上記と同様、見た目はspecializeの過去分詞形ですが、このまま形容詞として覚えてしまった方が良いです。

method [名]

「方法、手法、形式」

feed [動]

「~にえさをやる、~を餌付けする」

newcomer [名]

「初めたての人、新参者、新顔」

inform [動]

「~に知らせる」
※inform A of B 「AにBを知らせる」の形が有名ですが、本問のように受け身の形で用いられることも多々あります。その場合、「(主語)に知らせるようにさせる」→「(主語)が知っておく」といった形で捉えると良いでしょう。

問2の和訳(私訳)

設問文:飾り付けを整備して魚を健康なまま飼育するにあたって、良い考え(やり方)なのは [ 2 ] です。

  • ① 固いものと柔らかいものを使用することを避けること(使わないようにすること)
  • ② 適度な分量の空間を提供すること(与えること)
  • ③ 飾り付けとして自分の古い歯ブラシを再利用すること
  • ④ 飾り付けを簡単に、おおざっぱに洗浄すること

問2の解説

パンフレットの項目2には「Natural and artificial decorations are necessary to keep fish in good health and should cover 50-70% of the area.」と記載があります。設問文のフレーズがそのまま使われているため、是が非でも目にとめたいところです。

この文章は、裏を返せば「30%から50%のスペースは飾り付けで埋めるべきではない」と暗示していることになります。すなわち、適切な空間を用意しておくと良い、とも読み取れます。項目3でも「Fish need room to move.」と記載あって、辻褄が合いますね。

[ 2 ] に入るのは②です。

  • ①は、項目2において「魚の種類によって固い装飾が必要であったり、逆に柔らかい装飾が必要であったりする」という旨記載があるので不適当です。
  • ③も、項目2に載っている「プラスチック製のものやラバー製のもので、なおかつ水槽向けではないものは避けるように」という文章に反します。
  • ④も、項目2の「飾り付けはすべて念入りに清掃しましょう」という文言に反します。

問2 語彙

arrange [動]

「~を整える、~を整備する」
意味を勘違いしやすい言葉なので注意すること!
※なお、こちらの設問文においては、文中の decorate とほぼ同じ意味で使われています。ただし、基本的には「整理整頓する」の意味合いで考えた方がしっくりくるかと思います。

right [形]

「正しい、適切な」
※どちらも頻出ですが、本問では後者の意味で用いられています。

reuse [動]

「~を再び使う、~を再利用する」
※今時の言葉としても頻出ですね。reduceやrecycleとあわせて3R、是非とも覚えておきましょう。

toothbrush [名]

「歯ブラシ」 ※「歯磨き粉」は toothpaste

briefly [副]

「簡単に、簡潔に」 ※brief [形] の副詞形です。

roughly [副]

「乱暴に、粗雑に」 ※rough [形] の副詞形です。

fish [名]

「魚(類)」
単複同形の名詞です。本問でも基本的には複数扱いされています。

問3の和訳(私訳)

設問文:パンフレットによれば、流れの遅い水域から生まれてきた魚のために飾り付けを行うのに、最も適切な手法を示しているのはどの画像でしょうか? [3]

(画像略)

問3の解説

画像(イラスト)の選択問題ですね。設問文をよく読み、問題文の内容と照らし合わせれば、正答は自ずと見つかることでしょう。

  • パンフレットの項目1「魚の種類」(隠れる習性があるか否か)については、設問文では触れられていないので無関係です。
  • 項目2内には「Fish from fast-moving or deep water need solid objects such as small rocks and logs. Those from slow-moving or shallow water prefer soft objects like plants.」と丁寧に記載されています。それを読み解いて、不適合の選択肢を消していきます。
    • 上記で消えるのは選択肢②と③です。
    • 流れの遅い水域が出身である魚は、植物のような柔らかいものを好む」と記載がありますが、②はその要件すら満たしておらず、「small rocks and logs」しか置かれていません。
    • ③においても「small rocks」が置かれており、後述する項目3の条件からも外れるので不適合です。
  • すべて絞り込むには項目3も読まないといけません。
    • Leave space around the edges of the tank. Place tall decorations and plants at the back, and put short ones at the front.」と記載があります。ここでは2つ条件が記されていますが、その両方を満たしているのは④しかありません。
    • ①はFront側に長いものを置いてあり、項目3の文章と相反するので不適合です。

上記から、[3] に入るのは④です。

問題文の和訳(私訳)

アメリカ内におけるあなたのホストファミリーは、小さな水槽を買うことを計画している。あなたはこの有益なパンフレットを見つけた。


初心者の方へ!
淡水の入った水槽をデコレーションしてみよう
以下の3つの簡単な手順に沿って、魚を飼育するという素晴らしい趣味を始めましょう!

1. あなたの飼いたい魚の種類について考えてみよう
泳ぐための空間が必要な魚もいれば、一方で隠れる場所を欲しがる魚もいます。さらには、自ら(の身体)を覆うための砂地が必要な魚もございます。隠れる習性のない魚においては、(砂の代わりに)小石を使用することもできます。

2. 飾り付けを選定しよう
天然物(の飾り付け)と人工物の飾り付け(を用いること)こそが、魚の健康を維持する上では必要なのです。そして、飾り付けは(水槽内の)領域のうち、50%から70%である方が良いでしょう。流れの速い水域や深い水域から生まれた魚には、小さな岩や薪のような固い物体が必要です。(反対に)流れの遅い水域や浅い水域が出身の魚には、草花のような柔らかい物体が適しているものです。プラスチック製のものやラバー製のもののうち、水槽に入れる用途で作られてはいないものは避けてください。すべての飾り付けは念入りに洗浄し、魚たちに害を及ぼさないように気をつけましょう。

3. 飾り付けを配置しよう
動く(泳ぐ)のに余地(=泳ぐスペース)が魚には必要です。タンクの端っこの周りは空間を残しておいてください。丈の長い飾り付けや草花は後ろの方に置き、丈の短いものは前の方に置いてください。

問題文 語彙

host family

一般的には「ホームステイ先の受け入れ家庭」のことですが、そのまま「ホストファミリー」と捉えて何ら問題ありません。

plan to do ~

「~することを計画する」
※不定詞の表現として頻出です。 want to do、need to doなどと一緒に覚えてしまいましょう。

helpful [形]

「有益な、助けになる」

aquarium [名]

「水族館、水槽
※日本人にとって馴染み深いのは前者ですが、本問では言うまでもなく後者の意味で使われています。イラストからすぐに分かると思いますが、意味の取り違えに注意してください。

decorate [動]

「~を飾り付けする」
decoration [名]「飾り付け、装飾」の動詞形です。「デコレーションする」といったイメージのままで基本的には問題ありません。

freshwater [名]

「真水、淡水」(⇔ seawater, saltwater)
※形容詞的に「淡水産の」といった意味合いで用いられることもあるようです。なお、受験英語においては覚える必要はありません。

fish [名]

「魚(類)」
単複同形の名詞です。本問でも基本的には複数扱いされています。

keep [動]

本問では「~を飼育する、~を飼う」の意味です。
※haveでもほぼ同様の意味を表せます。

follow [動]

「~に従う、~について行く」

consider [動]

「~について(よく)考える」

while [接]

「一方では~」
※「~の間」という意味で使われているwhileは本問では皆無なので注意すること。

hide [動]

「隠れる、身を隠す」

artificial [形]

「人工的な」

keep O in good health

「Oを健康なままにする(Oの健康を維持する)」

solid [形]

「固い、固体の、固形の」
※ここでは soft「柔らかい」と対比されていることに注意しましょう。

water [名]

単なる「水」の他、本問のように「水中・水域」の意味で用いられることもあります。本問では知らずとも解けるようになっておりますし、実際に無理して覚える必要はありません。ただ、知っておくと後々便利かと思います。

object [名]

物(体)、対象・目的」
※どの意味もよく出るので抑えましょう。問題文ではもちろん「物」の方です。

log [名]

薪・丸太、測量機、日誌、(コンピュータなどの)ログ」
※「ログハウス」(丸太を積み重ねて作り上げた家屋)を想像すれば、本問は分かりやすいと思います。

prefer [動]

「~を好む」といった意味が圧倒的によく出ますが、本問のように「~が適合する、~には……がふさわしい」といった形で捉えるとスムーズに理解できる場合もあります。主語に合わせましょう。

plant [名]

一般的には「植物」の意味ですが、「草や花」を表す場合があり、本問では後者の意味です(上記 log との対比)。

(be) intended for ~

「~向けである」
※名詞の修飾表現としてよく出るフレーズです。intend to do(~しようと考える、~するつもりである)とともに覚えましょう。

make sure ~

「~を確実にする」と形式的に訳しても良いですが、「確実に~する」とあえて前から訳してみる方が分かりやすくなる場合も少なくありません。

harmful [形]

「害のある」

position [動]

「~を(適切な場所に)設置する」
※名詞として使われることが圧倒的に多いですが、本問のように動詞で使われることもたまにあります。

room [名]

「空白、余地」
※こちらの意味で使われるときは基本的に不可算名詞です。「部屋」などの可算名詞の場合とは扱いが異なるので注意しましょう。

edge [名]

端・縁、刃、鋭さ」

place [動]

「~を設置する」
本問では上記 position および、その後の put とほぼ同じ意味で使われています。

第1問の感想

文章に加えてイラストがある分、理解もしやすかったと思います。また、設問文や選択肢についても、特に引っかけらしい引っかけもありません。特に引っかかる部分もないかと思います。

freshwaterやaquariumなど、受験英語ではなかなか見慣れない単語がでてきますが、そういった細かい部分に気を取られず、問題文の大枠をしっかり捉えて臨むようにさえできれば、3問ともに正答するのはそれほど難しくないことでしょう。

英語の基本・根本ががどこまで理解できているかが問われている、良い問題だと思います。

終わりに

冒頭でも書いたように、大学入試の試験問題に触れるのはかなり久々のことです。そのため、きちんと解説できているかどうか、もしくは解説の詳しすぎないか、私の方では未知数です。私の至らなさ、言葉足らずな部分もあって、理解しがたい部分もあるかもしれません。

その上で、第2問以降も続けて解説していくべきかどうか、あるいは今後他の大学入試問題や英語系の資格試験まで解説して良いかどうかも含めまして、ご意見いただけますと幸いです。

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