
Web上でもWordライクな公正機能を手に入れよう。
Typora — a markdown editor, markdown reader.
Markdownエディタ「Typora」と言えばMac版が有名であるけれども、Windows版やLinux版も制作されている。いずれも現時点ではベータ版扱いにつき無料で利用できる。
一応、Mac版でできることはだいたいWindows版でもできるようになっている(と思う)。特筆すべきものは以下の通り。
正直、前に買っていた「iA Writer」のライセンスが無駄になってしまうのではないかと思わせるほど、Windows版の「Typora」の完成度は非常に高い。そしてシンプルであり、文章執筆に集中できる出来栄えだ。「iA Writer」のような「ごちゃつき」もない。こんな素晴らしいアプリを無料で利用しても良いものか、考えたくもなってくる。
「iA Writer」はWindows版でもMac版でも有料だが、「Typora」はそうではない。となれば、このような優れたアプリを利用しない手はない。しかも、Windows版の「iA Writer」やその他の類似アプリではできないことさえ、「Typora」はいともたやすく実現させてしまう(ちなみにMacでは「Bear」のような類似アプリがある)。
Windows版のMarkdownエディタは、もう「Typora」で決まり。こう言っても、決して過言ではない。
もしかすると、君は同人で小説を書いている身かもしれない。あるいは、書きたいと思いながらも、なかなか書けない身であるかもしれない。
私はどちらかと言うと後者のタイプだ。二次創作の小説を書くという活動を細々と続けていながらも、上梓しきれた作品は、おそらく、両手の指で数えられるほどだけなのではないか。たいていは途中で止まってしまうか、もしくはネタのメモ程度に終わってしまう。
このことに関しては、色々と言い訳できる。しかし、「書こうとしたが完成できなかった」という事実だけは、どんなに振りほどこうとも、ずっとついて回るものだ。
さて、こういった事実は、果たしてネガティブなままに受け止めるべきなのだろうか――というのが、この記事の議題である。