「TOEIC L&R」公開テストの定員制(抽選制)終了を告知するニュースリリース(スクリーンショット)
「TOEIC L&R」公開テストの定員制(抽選制)終了を告知するプレスリリース(スクリーンショット)

全国の「TOEIC Listening & Reading」受験予定者の方に耳寄りな情報でございます。

概要

2022年5月23日付けで公開されました上記プレスリリースによりますと、同年8月以降に開催される「TOEIC Listening & Reading」(以下「TOEIC L&R」)公開テストにおいて、抽選制度が廃止されるということです。これにより、2020年2月以前の方式同様、申込時に不備のない方全員が試験を受けられるようになります。

新型コロナウイルス対策の一環として、日本におけるTOEIC運営団体の「国際ビジネスコミュニケーション協会」(以下「IIBC」)が2020年10月より導入していた抽選制度 1)2) は、2022年7月実施予定分をもって幕引きとなりそうです。

なお、今回の廃止について、IIBCは「試験会場の確保状況が改善していること」を理由に挙げています。また、公開テスト実施日の開催日程については、抽選制度導入後と同じく、「午前開催分」と「午後開催分」の2回開催が継続されるとのことです。

抽選制度廃止に伴う変更事項

変更事項は上記に案内されている通りですが、概ね抽選制度導入前と同じです。以前から何度も受けている方は改めて確認する必要はないと思いますが、導入後に初めて受けた方、久しぶりに受けてみようという方はしっかり目を通しておくと良いでしょう。

ただ、「プライオリティ・サポート」に関する申出書類等の郵送についても、従来同様、試験申込締切日まで(消印有効)となりますので、同制度の利用をお考えの方は十分ご留意くださいませ(手続方法や締切に関する案内メールが送られることはなくなります!)。

私見

2020年において「TOEIC L&R」が置かれた状況と言えば、他のイベントと同様、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響がすさまじいものでした。公開テストの中止が相次いだり、定員制度が導入されたりするなど、運営にも大きな影響があったことが伝わってきます。それに伴い、2021年10月実施分より受験料が大きく値上がりした 3) ことも、影響の強さを物語っていると言って良いでしょう。

しかしながら、昨今はCOVID-19のワクチンを複数回接種している方が増えてきていることに加え、「With コロナ」の考え方が世の中に根付いてきていることもあるというところから、試験会場の確保も随分やりやすくなってきていることは容易に推察できます。そういった時勢を鑑みながら、IIBCは今回の決定に踏み切ったのだと思います。

私自身も、COVID-19の感染が大きく広まっているような頃合いには、たとえ受験票を受け取っていたとしても、受験自体を避けたことも何度かあります。感染状況は申込段階では知るよしもありませんし、たとえ受験しなかったことで料金が無駄になってしまっても、受験会場で感染してしまうよりははるかに良い、という考えによるものでした。

ですが、世間全体の流れがそうなってきている以上(そして、私自身もワクチンを接種している身ですので)、私もそろそろ「With コロナ」を念頭に置きながらの受験を考えることにしたいです。もちろん全てを従来通りにすることはできませんが、だからと言って何もかもを取り止めのままにすることはありません。

いずれにせよ、今後は、COVID-19に対して出来る策をとりながら「TOEIC L&R」の試験に臨みたいと考えております。

脚注

脚注
1 TOEIC L&R公開テスト実施における新型コロナウイルス感染症対応について(3月~12月)|インフォメーション|IIBC (2020年における同試験の運営状況など)
2 2020年9月実施分については先着による定員制度でしたが、申込段階でアクセスが殺到しサーバーダウンが長引いたこともあって大きな問題となりました。
3 TOEIC Listening & Reading公開テスト 受験料改定のお知らせ|プレスリリース一覧|IIBCについて|IIBC