【吉と出るか】出雲市駅北のラーメン屋「麺屋おくに」、2月19日より一品メニューを多数提供開始【凶と出るか】

知る人ぞ知るラーメン屋、まさかの居酒屋化!?
業態変更、営業時間も早まる

以前も当ブログでお伝えしたことのある、出雲市駅北のアーケードにある「麺屋おくに」。
この店の営業時間が今月19日より午後6時(18時)からとなり(1時間早くなった)、さらに一品料理メニューが数多く追加された模様。つまり、「夜間帯に気軽に立ち寄れるラーメン屋」から「ラーメンを主体とした居酒屋」へと業態が変わったのだ。
運営会社によれば「低価格にて楽しんで頂ける店舗」を目指しているとのこと。
新しいメニュー(一例)
というわけで、情報を見るにつけ、早速訪れた私は、3品ほど注文することとした。どれもこれもほどほどの美味しさで、良い酒のつまみになっているとは思う。特に和牛レバーの胡麻油和えは絶品で、一度は口にするのが良いだろう。
なお、日によっては、22時以降、注文できるメニューに制限が出てくるので、欲しいメニューのある方は早めの来店をお勧めする。
締めはやっぱりラーメン!

せっかくのラーメン屋さんなのだから、やはり締めはラーメンをいただきたいところ。
この日は「あぶり岩海苔醤油ラーメン」をいただいた。あっさり味が特徴的で、海苔の香ばしさも何とも言えない。さすがに安定している1杯だったように思う。値はそこそこ張るものの、それだけの質の良さはある。
キャッシュレスは現時点では非対応
以前は券売機による販売方式だったということもあってか、クレジットカードを始めとしたキャッシュレスでの支払にはまだ対応していなかった。そのうち対応する予定ということらしいが、現時点では現金が必須となる。
既にラーメン屋の枠を飛び越え、一端の居酒屋になっているのだから、ここは早期の導入をお願いしたいところ。PayPayやLine Payといったバーコード・QRコード決済だけでも構わないので。
懸念事項
今回の「麺屋おくに」の業態変更は、結果的には良かったものの、やはり手放しでは喜べない。一品メニューが増えて飲み屋として利用価値が高まったのは良いが、それによって肝心のラーメンの質が落ちてしまっては困るというもの。
20世紀末から21世紀初頭にかけての、テレ東系列の名物番組だった「愛の貧乏脱出大作戦」1)をご覧になっていた方ならばご存じとは思うが、経営に息詰まる飲食店の中でも「居酒屋化」は鉄板中の鉄板だったということもある。どうなるか分かったものではない。
もっとも、「麺屋おくに」自体は元々が居酒屋で、居酒屋の部分(「出雲料理おくに」)とラーメンの部分(「麺屋おくに」)が分離した形となって今に至る。ある意味、今回は「先祖返り」と言えるかもしれない。だからと言っても、ポカする可能性がないわけではない。
いずれにせよ、「出雲料理おくに」ともども、今後の行方を陰ながら見守っていきたいところだ。
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